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北里大学小動物第2内科学研究室のホームページにおいでいただき有難うございます。

小動物第2内科学研究室は2004年に獣医内科学研究室が大動物内科学研究室と当研究室に分かれることで誕生しました。2017年に私が同大学の小動物第1内科学研究室から着任するまで教授はおりませんでしたので、初代の研究室代表者となります。内科学研究室となっておりますが、診療では、積極的に眼科手術を行っております。

さて、現在、欧米の臨床獣医学は高度に成熟した研究と臨床を実践・展開しております。これらは、人材育成や専門医認定制度がしっかりと確立され、またその制度が十分に機能しているためです。当然ですが、日本を含むアジアの国々も追従の動きがあり、アジア圏を一つとした眼科、内科、外科、皮膚科などの専門学会が立ち上がり、世界標準となるための専門医育成の制度作りとその活用を積極的に行っています。このように大変重要な過渡期に当たる状況下で、次世代の獣医師となる学生さんの教育も担っている我々の責務は大変重要であると強く感じております。私も既存の考えだけにとらわれず、新しい視野と視点を持って全てに取り組んで行こうと考えております。そして学生さんには国内のみならず国外で活躍する獣医師になって欲しいと願っています。そのためにはいかなる協力も惜しまないつもりです。実際、研究においては他大学との共同研究ならびに若手研究者(教員や大学院生)と協力し獣医眼科ならびに獣医内科領域の新知見について情報発信をして行きます。臨床では、北東北の獣医眼科の拠点病院となるよう、周辺地域の動物病院の先生方、教員、卒業生そして学生と協力しながら邁進する所存です。また、セミナーやウエットラボなどの卒後教育や研修獣医師の専門医育成にも注力いたします。大学内外の教育活動は私に与えられた一つの使命であると考えております。我々の研究室に興味を持たれましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。必ずお役に立てると思います。

小動物第2内科学研究室・教授

金井一享.jpg
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